雪と山陰線・2004

 正月の餘部・城崎行きから一月経った二月上旬、同好の仲間の「餘部に行きたい!」という声と車とに便乗し、一泊で彼の地へ行って来ました。
 着くや、見事な雪景色。残念ながら車中心での旅行でしたが、雪の悪路は「なぜここに鉄道が生き残っているのか」ということを体感させてくれました。

 晴れ間が見えた二日目の昼頃を除き、体感温度は0度前後。ですが、真っ白な雪に映える列車や乗降風景の美しさが、寒さを忘れさせてくれます。「次の雪の季節には、ぜひ乗り鉄で来るぞ!」と思った次第です。



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福知山の先、上夜久野付近で。雪はないけど、上々の天気!


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…と思って八鹿〜江原間の小さな山を越えたら大雪。構わず西へ。


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城崎の向こう、山陰海岸沿いの小駅・柴山もこの通り。走って暖を取る友人たち。


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カニシーズンゆえ増結された普通列車が到着。雪景色を望んだものの、これほどとは。


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荒天、田舎の日中。誰も乗らず誰も降りないが、しかし普通列車はやってくる。


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ようやく降雪が止む。カニの季節、柴山にも滞在客があるはずだが誰も来ない。


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北側を見ると、鉛色の日本海が間近に。近辺の駅では一番海が近く、町は一番小さい。


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ここで特急列車ラッシュ。まずは2両増結の上り定期列車「はまかぜ」がゆっくり通過。


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下りの臨時「カニカニはまかぜ」が一本、このような小駅に停車。ただし今日は降車ゼロ。


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同じく臨時の上りが雪を散らしつつ通過。絶滅危惧種・キハ181系が総動員でカニ輸送。


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キハ65改造車を使った「カニカニ香住」。雪中で見ると雰囲気が違う(最初の画像参照)。


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午後三時頃、ようやく現れたカニ&温泉帰りの方々。


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そして、やってくる今晩のお客さん。


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旅人の暇つぶしの跡だろうか。


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キハ58・28(前二両)×4のはずの増結普通列車は、今日に限って地元車両との混合。


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城崎へ戻る海沿いの道は、氷雪まみれの曲がりくねった坂道。途中、車を押すという貴重な体験も。




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翌朝は快晴!城崎近くで、円山川。


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車道からの風景だが、山陰線・玄武洞〜城崎の車窓からも見えるはず。


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撮影地間近でいきなり現れ、追い抜いていく。さすが特急。


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晴天の中、あえて逆光で。


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田舎に来たという感じの一枚。雪煙が何とも。


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58+28は今日も混合。二日とも検査に当たってしまうとは。


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海沿いを西へ進み、佐津駅の少し城崎寄りにて。


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雪の中を川沿いに必死で歩き、線路まで行くとこんな眺めが。


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振り返ると佐津駅。跨線橋に人の姿。ここもカニ&温泉の下車駅。


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景色の雰囲気とは違い昼頃は存外暖かい。風がなければだが。


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上り特急が排煙を噴き上げつつ発車。力強い。


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雪が、短い列車をさらに田舎っぽく見せる。


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さらに一路西へ。餘部鉄橋に来ると雲が出ていて、そして猛烈に寒い。


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こんどは短い順に。まず2両から。


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4両…昨日に続き雪がちらちら。


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そして6両。あなたはどれがお好みでしょう。


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普通のお客がこんなに降りるのは初めて。下に旅館がある。


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この時期、舗装のないジグザグの坂道が駅への道というのも…。


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一気に東へ戻り、城崎まで帰ってくると夕方。


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やっぱり雪景色はいいな。






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